毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第39章 妊娠6ヶ月になりまして
「えーと、白菜とお豆腐と椎茸と…」
荷物をロッカーに預けたまま、デパ地下のスーパーで夕飯の食材を買い物する。
寒くなってきたから、今日はお鍋にするぞ。
でもこのせり出したお腹が、いよいよ買い物も少し気を遣うようになってきた。野菜はたくさん買うと重くなるから、考えて買わなきゃね。
「よし、お買い物終了っと。
………ん?」
会計を済ませ、荷物を取りに戻った時、うちの陳列棚の前に見覚えのある後ろ姿が見えた。
ひさしぶりに見た怖そうな動物の刺繍の入ったジャンパーに、あの身長。
もしかしなくても、あれは藤村さんのお兄さまだ!
夕方で帰る勤務時間に戻ってからは、もうあれからずっと会う事もなかった。
私がここの仕事を辞めるという事は、この人とも会う事はなくなるだろうなぁ。
「………」
別に仲良くしてるわけじゃなく、むしろ煙たかったくらいの存在だった。だけど藤村さんのお兄さまなら、もうそんなに警戒しなくていいかと思っている。
「……よしっ」
私は勇気を出すと、お惣菜を選んでいる藤村さんのお兄さまの方へと足を向けた。
荷物をロッカーに預けたまま、デパ地下のスーパーで夕飯の食材を買い物する。
寒くなってきたから、今日はお鍋にするぞ。
でもこのせり出したお腹が、いよいよ買い物も少し気を遣うようになってきた。野菜はたくさん買うと重くなるから、考えて買わなきゃね。
「よし、お買い物終了っと。
………ん?」
会計を済ませ、荷物を取りに戻った時、うちの陳列棚の前に見覚えのある後ろ姿が見えた。
ひさしぶりに見た怖そうな動物の刺繍の入ったジャンパーに、あの身長。
もしかしなくても、あれは藤村さんのお兄さまだ!
夕方で帰る勤務時間に戻ってからは、もうあれからずっと会う事もなかった。
私がここの仕事を辞めるという事は、この人とも会う事はなくなるだろうなぁ。
「………」
別に仲良くしてるわけじゃなく、むしろ煙たかったくらいの存在だった。だけど藤村さんのお兄さまなら、もうそんなに警戒しなくていいかと思っている。
「……よしっ」
私は勇気を出すと、お惣菜を選んでいる藤村さんのお兄さまの方へと足を向けた。