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第2章 【第一章】彼女
すると美里がクスッと笑った。
「もう、素直じゃないんだから……。いいよ、一泊しよか」
「!」
「遊園地周辺の宿、探してみるね。なかったら、ラブホ……かな?」
「お、おう……頼むわ」
何を動揺しているんだ、僕は。
美里とラブホに行くのは初めてじゃないのに。
「実は私もね、颯介とゆっくり話したかったの。思い出も作りたかった。だから少しでも長い時間、一緒に居ることができて嬉しい」
「……美里……」
胸の奥が締め付けられた。
きっと美里はずっと寂しかったに違いない。なのに僕は連絡もしないで、美里を放置してたなんて……彼氏失格だ。
「もう、素直じゃないんだから……。いいよ、一泊しよか」
「!」
「遊園地周辺の宿、探してみるね。なかったら、ラブホ……かな?」
「お、おう……頼むわ」
何を動揺しているんだ、僕は。
美里とラブホに行くのは初めてじゃないのに。
「実は私もね、颯介とゆっくり話したかったの。思い出も作りたかった。だから少しでも長い時間、一緒に居ることができて嬉しい」
「……美里……」
胸の奥が締め付けられた。
きっと美里はずっと寂しかったに違いない。なのに僕は連絡もしないで、美里を放置してたなんて……彼氏失格だ。