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第2章 【第一章】彼女

 美里からの返事は、「遊園地に行きたい!」だった。


「遊園地か。そういえば美里はジェットコースターに乗るのが好きだったよな」

【颯介はよくコーヒーカップで酔ってたよね(笑)】

「それは美里がめちゃくちゃ回したからだろ(笑)」

【あははっ。今度は手加減しますよ?】

「言ったな? じゃあ今度また酔わせたら、お化け屋敷に入る。美里ひとりで」

【え~っ! ムリムリ! お化け屋敷は無理~!】


 美里とのメールが久しぶりに盛り上がった。気づけば深夜までメールしていて、次の日はめちゃくちゃ眠たかったけど、週末のためになんとか仕事をやりこなすことができた。



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