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第4章 【10年後の君へ】

鳴海
「それは俺から説明させてくれッ!!
蒼真に誤解されたまま俺は、この先
生きてはいけんッ!!
一華てめぇ着払いで筋トレグッズを
俺ん家に送り付けてんじゃねぇよッ!」

一華
「しょうがないでしょッ!!
一応、仕事ですのでッ!!
お給料、頂いてる分は
しっかり働かせてもらいますッ!!」

黒江先生・蒼真
『筋トレグッズッ!?どういう事ッ!?』

鳴海
「筋トレグッズを2階の廊下に
並べて一晩中、寝ずに汗だくになって
気絶するまで一華とどっちが先に
くたばるか勝負してたんだよッ!!」

黒江先生
「なんか言い方…
もっと別な言い方あるだろッ!!」

蒼真
「なんか厭らしい言い方だな…」

一華先生
「結局、私が負けてやったので1万円
支払ってやりましたよ?」

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