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塩 の 濃 ・・・さ
第1章
くちに したくなった 塩 の 感じ・・・
しょっぱさの くどさ が ・・・濃い
ただ ポツンと 恋しくなって 欲しがっ て
何かを ごまかそ・・・う
気持ちの どこかの 儚さを 埋めよう と
身体の事 も かんがえず に
舌の 触れる 塩気 さ に 心地よさを 求め・・・る
1袋 の 中・・・に 無数に 散らばる ポテト チップス たち
街で ながれる ひとごみの よう
欲望に 手が ノビツ ヅケル 塩 の 感じ
訴えてくる しつこ・・・さ に 必死を 想わ せ
それでも 止めない 美味しさ の きもち
解りながら も 犠牲を 払・・・う
・・・また ひとつ きえてい く
身体 は 悲鳴を 上げることに なるかもしれないと
覚悟の上での 吟味に フケ ル
1袋 の 中・・・に 無数に 散らばる ポテト チップス たち
街で ながれる ひとごみの よう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
用 が なくなれば 袋なんて いらな・・・い ?
みつめられ ながら 片手で 摘ままれる ポテト チップス
抜け出せない ループ が 人の 一生を
おいしい ね おいしいね・・・ぇ
音と 一緒に あじわいたくなる 塩 の 感じ・・・
ほど 酔い くどさ が ・・・ 刺 激
ただ ポツンと 恋しくなって 欲しがっ て
何かを ごまかそ・・・う
気持ちの どこか の 罪 意識 を 埋めよう と
無我 夢中で 溺れ る
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