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両想いへの道のり

第15章 夏祭り

イケメン兄さん
「一華ちゃん…って言ったね?
大丈夫ですか?」

とイケメン兄さんは優しく問いかけ…

一華に手をさしのべ…

その、やり取りを見ていた黒江は…

ズカズカと一華の元へ…

黒江
「俺の女の名前を気安く呼ぶなッ!!
近付くなッ!!触るなッ!!」

と、黒江は一華を自分の身体の方へ

引き寄せた…そして…

黒江は…亭主に近づき…

黒江
「俺が…悪かった…下駄…返せ…」

亭主
「あぁ…別に良いって事よッ!!」

女将さん
「じゃあ…黒江先生、一華ちゃん…
気を付けて帰ってね♪」

一華
「えっ…?黒江先生…?」

黒江
「あぁ…女将さんも気を付けて帰れよ…」

亭主
「えっ?俺は…?」

黒江
「ジジィは、どうでも良い…」

黒江は捨て台詞を言うと踵を返し

帰って行った…

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