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両想いへの道のり

第8章 お互いの本音

黒江
「えっ…?それは…」

一華
「うわぁ~ん…やっぱり私には
魅力なんてないんだぁ~…」

と、これまた泣き出した…

えぇ…この人…情緒不安定なのッ!?

黒江
「いや、違うッ!!ごめんってッ!!」

一華
「…………」

一華は、そのまま黒江の方へ
倒れ込むように寝落ちした…

黒江
「えっ!?ちょっとッ!?一華さんッ!?」

一華
「すーぴー…むにゃむにゃ…」

黒江
「あぁ…何だか俺も…疲れたわ…」

黒江は一華を抱きしめる形になり
そのまま、ふたりは何もせずに…
ベッドへ寝落ちした…


どのくらい時間が経ったか…
カーテンからの光で先に目覚めたのは
黒江の方だった…
光といっても眩しい程の光ではない…

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