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両想いへの道のり

第9章 黒江の想い

俺は一華を起こさないように…
ゆっくりと起き上がり…
両腕を天井へ上げ伸びをした…

あぁ…久々に熟睡してスッキリしたぁ…

俺はシラフ状態で
ベッドで何もしないまま
寝たの初めて…
良くやったよッ!!俺ッ!!
理性を保てた俺を誰か褒めてくれッ!!

黒江
「さぁ…そろそろ行くか…」


"起きたら独りかぁ…寂しいけど…"


ふと…頭をよぎる…一華の言葉…


すまんッ!!晃ッ!!そして俺の弟子達ッ!!

少しの間だけ待っててくれッ!!

一華さんの気持ちが落ち着くまで…

落ち着いたら俺も晃を連れ戻して

ゲーム内にログインするからッ!!

よし、そうと決まれば…


俺は、もう一度…隣で熟睡している
一華をみた…

俺は一華の顔を近くに寄せて…


黒江
「……やっぱり酒くせぇ…」

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