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両想いへの道のり

第9章 黒江の想い

とりあえず俺は…
想い出したくはないが…
シジミ汁を一華さんの為に
作るぞッ!!

今までは女の家の冷蔵庫を開けるの
なぁんも考えずに使用してたが…

身体が勝手に
"申し訳ございません
勝手に開けさせて貰います"

と御辞儀して言葉に出してた俺…

黒江
「シジミ…ないじゃんッ!!」

あんだけ大袋2つ分買って
あったのに…
しかも酒飲む癖に、
何でシジミないんだよッ!!

黒江
「しゃーねぇなぁ~…買いに行くかッ!!
今から開いてる店は…
はぁ…あの店しかないのか…
行きたくねぇ…会いたくねぇ…」

俺は、とりあえず合鍵持って
一華に一言メモ紙に

"すぐ戻る"と書いて…

玄関へ…

すると、またもや…

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