快楽絶頂に朽ち果てるまで終わらない輪姦
第18章 【妻だけEDを治すドクターの妻になったら…】
「内科は内科だけど、俗に言う……妻だけEDを治す科なんだ」
つまり、セックスレスになった夫婦が最後の砦として来る駆け込み寺のようなクリニックだと言う。
精子の数や、子宮の中、病気が隠れていないかを徹底的に調べてレスを直していく。
「それって……どんな治療なんですか?」
恐る恐る義幸さんに聞いてみた。
言葉を選びながら丁寧に答えてくれるけど、私には理解しがたい内容でもあった。
「荒治療法にはなるけれど、一発で完治するのは難しいがこれまでの治療ケースからデーターとしてわかっているのは大半が寝取られを経験することなんだ、いわゆるパートナーの前でパートナー以外とセックスするということ、まずは見られていない状態で……慣れてきたら見られた状態で行う」
「それって離婚には繋がらないんですか?」
「そうならないように署名捺印した上で行うから納得してるんだよ、勿論、そのまま引き返す夫婦も居る」
「パートナー以外とって……その相手はこちらで用意するんですか?」
一体誰と…?
ま、まさか…………
「私よ?」
院長室に入って来たお義姉さん。
やっぱり、といったところ。
え、でも、お義姉さんが患者さん全員を?
そんな事出来るはずがない。
だって、駆け込んでくる患者の数は年々増えてるって。
「僕がプロポーズした時の言葉、覚えてる?」
「へ……?」
脳裏に浮かぶ感動的だったシーン………
“こんな僕だけど、公私ともに支えて欲しい”
確かに義幸さんはそう言った。
人生を共にするのだと、涙を流して頷いたの。
「私一人じゃ最近身体が保たないのよね、雇っても皆辞めていくし、そんな時に嫁いでくれたんだもの、義幸の力になってあげるって此処へ来たのでしょう?」
私の頭では状況整理が追いつかない状態だが、言わんとすることは何となく。
でも、常識的に考えて狂ってると思う。
まさか、私も……?
義幸さん、そうなの?
手伝ってくれって医療事務の経験もあるからクリニックを支えてあげれるって思っていたからなのに。
「智美が嫌なら仕方ないさ、強要はしないよ、でも、治療中は見ないで欲しいかな」
「まさかとは思いますが、義幸さんも治療に加わるのですか?」
顔面蒼白な私が最後の希望を持って問いかける。