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身近な練習相手

第7章 もっとも身近な異性

妹は、もう随分長い間水を掛けられ、ずぶ濡れ状態になっていた。

僕は、妹の胸を揉むのを止めて、シャワーのスイッチを切ると、

「水掛けるのやめようか!」

と言った。妹は、驚いたような顔をして、

「え?まだ汚れてるけど…。」

と言った。僕は、

「でも、もう水掛けすぎたし寒いだろ!」

と言うと、妹は、

「私は全然平気!まだ汚れてる…。」

と、さっきまでの可愛い声とは違い、焦って早口になったような声で言った。僕は、

「水掛けずに汚れ落とせないかな?って思って…。もうびしょ濡れだから…。」

と言うと、妹は、

「え!?」
 
と言った後、

「あ!やだ、私…、勘違い…。」

と言ったので、僕は逆に妹の言ってる意味が分からず、

「え?」

と聞き返した。妹は、

「いや、あの…、そういう意味じゃなくて…。」

と言って、赤い顔になると俯いた。

僕は、持っていたシャワーを地面に落とし、妹の後ろに回ると、後ろから妹を抱くように、右胸に左手を左胸に右手を軽く置き、 

「水なしでも汚れ落ちるかな?」

と言うと、妹は、僕の手に自分の手を重ね、

「うん!たぶん落ちると思う!」

と、穏やかな声で言った。


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