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好きになった理由

第5章 小さなライバル!?

岳「"ア"じゃなくて…?」

翠「今のは忘れて!!
あのぉ…僕ね…あっくんと違って
頭悪いから、せめて運動神経だけは
得意になりたいんだ!!
岳兄はバスケ得意!?」

岳「えっ!?まぁ…それなりには…」

翠「本当に!?あのね…僕…
3ポイントシュートが出来なくて…
今度、教えて欲しいんだけど…」

岳「えっ…!?」
(急に話が変わったなぁ…)

翠「ダメ…かなぁ…?」

翠は上目遣いで岳を見詰めた…

岳「うん…分かったよ…
今度、教えてあげるね…」
(うわっ…その年で上目遣いかよ…
あざとい…)

と岳は翠の頭をポンポンと軽く撫でた…

翠「えへへ…岳兄に頭を撫でて
貰っちゃった…ありがとう!!
じゃあ、また今度ね!!」

翠は嬉しそうに家の中に入って行った…

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