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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン

それじゃあダメなのかなぁと思って

七菜香ちゃんに相談したら…

こっちから何とかしたいって

意味で相談したのにっ

こう 彼の方も
その毎回同じじゃない様な
そんなのが欲しいのかなぁって…

してもらう…ばっかりじゃなくって

私からその
積極的になったりとか…した方がって

「その…ね。偶には、普段と違うのも
いいのかなってね?それで相談したのっ。
その時に…七菜香ちゃんが…。
付き合ってる人としたって言う
その内容が…刺激的だったと言うか…その」

「だから、要するにいつも通りでは
退屈でつまらないから、燃えないと言う
感じに俺は…聞いたんだけど?」

「いや、その、違うって
誤解がある感じなんだけど?
だけど…その、だから…マンネリ
だったりとか、する?その、私が
そう思ってるんじゃないかって、
気…遣ってくれたりとか?だったり?」

そう申し訳なさそうにして
彼に尋ねてみると

「その…、俺の知っているやつに
付き合って4年ほどの彼女が居るんだが…、
すっかりそっちはしていないと…
言っている奴が居てな…その、
俺も今の、現状に甘んじているのも
良くないのかなと思ったんだけどな」

「でも、毎週してるのに?」

「だが…その、そうするって事がすでに
パターンになってるだろう?俺も君も。
それはしたいって感じてそうしてた
付き合い始めの事とも違うし…」

スッと自分の頭を慶斗の
胸に預けてそのまま
自分の頬を押し付ける

「それは…、そうするのが
義務になっちゃってるって事?」

「無理してするのも、
おかしいんじゃないかって。
付き合いが長くなると…、そんな
感じになってしまうのは
仕方ないのかも知れないけどな」

「なっ。だったら、慶斗は
嫌なの?えっちしたくないって事?」

「嫌とは言ってない。
そのつもりがないならこんな
場所にも、そもそも誘わないだろう?」

「だったら、慶斗は
…そうじゃないって…事だよね?」

コトンと持っていた
グラスをほのかがテーブルに置くと
慶斗の手にあるグラスも奪い取る

「ほのか?」

そのほのかの行動に
慶斗が不思議そうな表情をしていて

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