テキストサイズ

おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン

慶斗のグラスもテーブルの上に置いて

彼の方へ身体を向き直ると
その逞しい彼の身体にほのかが
自分の身体を擦り寄せる

「…ほのか?どう言うつもりだ?急に…」

「ねぇ、慶斗はさ、少ーし、
私の事、勘違い…してなぁーい?」

人差し指でその鍛えられた
胸板をつつつーと撫でて行くと
小さな円を描く

「勘違い…と言うのは?」

「私は…その、慶斗と毎週するのが
嫌だって、思った事…ないんだけど?」

「そうなら、いいんだが。…ほのか」

そっと頬に両手を添えられて
そのままキスをされると

舌を口の中に滑り込まされて
お互いの舌を求めあう様にして

絡ませたら

少し慶斗は驚いてたみたいで

「いつもは…
最初からこうはして来ないだろ?
今日は積極的なんだな…、それは俺に
申し訳ないと思ってるからか?」

慶斗がそう言うのもお構いなしに
自分からチュチュっと音を立てて
自らの唇を彼の唇に押し当てると

自分の手で彼の胸を撫でてその手を
背中に回すとぐっと掴む様にして
その背中を撫でて行く

「はぁ、…慶斗っ、
…それもあるけど。いつも通りじゃ…、
慶斗もつまんなくて、嫌なのかなって」

私のその言葉を
待っていたと言わんばかりに

彼が企み事のある笑みを浮かべて来て



「なら…、してみるか?
いつも通りじゃない事…」




「え?でも…、えっちなら
いつもしてるんだけど?」

「ほのか、こっちに
手を出してみてくれないか?」

「え?こう…?」

慶斗がソファの横に置いていた
自分の鞄から取り出した
そんなに大きくない白い箱を
私の手の上に置いた

「充電しないと使えないらしいから、
開封したが…、勿論新品だからな」

お菓子のちょっとした
詰め合わせの様な白い箱
焼き菓子でも入ってそうだけど

充電って言ってたな それに新品って

「ねぇ。慶斗
…この箱、何が入ってるの?」

「開けてみれば分かる」

いや まぁ 想像は大体ついてるけど

カパッと箱を開くと
そこにあったのは


所謂 大人のオモチャってやつで

でも 何だろうな コレ
さっき ちらっとみたけど

本体の色は真っ赤で

変な形してるな
エル字…しの字型みたいな…?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ