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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末

丁度いい温度のシャワーで
全身を律に流されて
泡立てたスポンジで身体を洗われてしまう

「ねぇ、石黒さん?
私、身体、自分で洗えるよ?」

「洗うなって言う気か?
なら、俺に洗わせろ」

結局 自分で洗えるからと
言ってみたものの
身体を 綺麗に律に洗われてしまって

石黒さんが用意してくれていた

朝食を一緒に食べる

洗いものぐらいはしますと
片付けを申し出てキッチンのシンクで
ゆりかが洗い物をしてると

「んでぇ、俺の我が儘姫さんは
今日は、どこ行くっ、つってたけ?」

「もう、自分の結婚式なのに
石黒さん、適当過ぎるし」

今日は土曜日だしゆりかに
出掛けるって数週間前から
口煩く 聞くには聞いてはいたが

まだ先だからと
ゆりかの言ってるのを
いい加減にしか聞いて居なくて

どこ行くって話だったっけ?と
律がゆりかに確認を取る事にした

「スーツまでは要りませんけど、
適当に、綺麗目でお願いしますね?
今日は、結婚式、ありますから」

結婚式…と聞いて

律の中でゆりかとした会話の
記憶が思い出されて来て

「ん?あれか、ブライダルフェア行く
って言ってたの、今日だったか?」

約束していた内容を
律が思い出した様でそう言って来て
完全に今の今まで律が忘れてから
ゆりかは内心ほっとしたのだが


丁度 

垂れ流しにしていたテレビから

この前 アクアトピアで撮影した

あのブライダルのCMが流れて来て

雨宮の所の夫婦が
アクアトピアで結婚式をして

俺もその結婚式と
CMの撮影には参加したのだが

「女つぅもんは…
やっぱ、水族館でしてぇもんなのか?」

そう律がゆりかに質問をして来て
うーんとゆりかが唸り声を上げると

「え~?それは、人によるかな?
私は律さんに、結婚式は
ホテルが良いって言いましたもん」

そうだった 1年過ぎたあたりから
ちらっとそんな事を思うには思って居たが

結婚を意識したのは
丁度その辺りにゆりかが
生理が来ないって言い出して

もしかしたらってなったんだが
結局子供は出来て無くて
単に たまたま 
その月が遅れてたってだけだったが

まぁその時にそのまま子供が

出来てても結婚すりゃいいかって

普通に 自然に俺が思えたからだ

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