テキストサイズ

おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末

「Dの胸に不満あんのか?
俺は、満足してんぞ。
丁度いい位だ、手に収まるからな。
身体、細せぇのに、乳だけ
これ以上デカくしてどうすんだよ?」

「でも、誰も信じてくれないもんっ
えー?それでD?って言われるッ。
前に、付き合ってた人に、
サイズ詐欺って言われたもんッ」

ギュッと律が
ゆりかのバストの下の
アンダーバストの辺りの
肋骨の所を手で押さえて来て

まぁ そうゆりかが
訴える気持ちも分からなくもない

Eに近い 65のDだから
見た目的にはそんなに大きそうには
見えないからなぁ…と
律はぼんやりと考えていて

「嫌なら、太れ」

「それもやだっ」

また 姫さんの我が儘が始まったと
律は思いつつも

「俺がいいつってもか?嫌か?
ゆりかの乳…、今のまんまでいいぜ」

10時半に着けばいいと
ゆりかが言っていたので

朝はゆっくりと過ごして
コーヒーを飲みながら

ゆりかの支度が
終わるのを待つ

宇梶にも 雨宮にも

まだゆりかには会わせてねぇ

あっちもあっちで
良い相手が宇梶にも出来たらしいし
雨宮も結婚して身を固めたんなら

会わせてもいいなと思ったんだが

変な心配をしなくても
あの2人なら 大丈夫だろうが

ゆりかは口が素直なので
性格も素直なんだが

会った相手が男前だったら
『〇〇さん、カッコイイですね』
って本人の前で言うから

勘違いされて彼女持ちの男が
ゆりかが俺に気があると思って
彼女と拗れて面倒くさい事に
なったりすることがある 偶に

男にも女にも好意的な態度なんだが

雨宮の あの嫁にも会ったら
乳揉ませろとか言いそうだなコイツ

何?って顔をして
大きな目を更に大きくして
こっちを 不思議そうに見て来るから

やっぱり コイツは俺が隣で
手綱引いてやらねぇとなと思ってる

「…?石黒さん?用意出来たよ?」

ポンポンとゆりかの頭を律が撫でた

「んじゃ、行くぞ」

「は――い」

律の運転する車で
車で15分程の 臨海地区を目指す

今日行く ブライダルフェアのホテルは

臨海地区のランドマークの
半円型の海にせり出したホテルだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ