テキストサイズ

おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末

「LINEしとくから、来週?
再来週?どっちにするんだ?」

「いや、手続きとかもあるし
退居の、来週はちょっと…ッ」


「んじゃ、再来週でLINEする」

もう決めるの早過ぎる
もうLINEしてるし

「でも、お友達迷惑じゃない?
折角のお休みなんだし」

「適当に礼でも、しときゃあいい。
雨宮ンとこの夫婦も宇梶もな。
ああ、さっきのあの水族館の
CM…あれの、夫婦だ。雨宮んとこ」

確か その日は支社の
CMの撮影の手伝いに行くって言ってたけど

披露宴に使う 生い立ちの動画を
彼が家で編集する作業していて
チェックしてくれって言われて

そのチェックをしたから
その雨宮さんの夫婦の2人は
出会った事ないけど

経歴は動画で知っている

「まぁ、アイツ等は…
俺も…入社した時から知ってるし。
ののかには…幸せになって欲しいしな」

そうどこか遠くを見る様な
そんな目を律がしながら
漏らす様に言うと

こちらに疑いの目を
ゆりかが向けていて

「もしかしてっ、その人って
石黒さんの元カノさんとか?」

「バッカ、そんなんじゃねぇよ。
アイツの父ちゃんにな…
前に俺が世話になっただけだ…。
恩人の娘さんってだけだ…よ…」

確か昔 石黒さん
空手習ってたって言ってたけど

同じ空手の道場に居たのかな?奥さん

奥さんの方のお父さんが
指導をしてたのかな??

「………」

ムニッとゆりかが
両手で自分の胸を鷲掴みにして
もにゅもにゅと揉んでいるから

突然コイツは何をしてるんだと
驚きながらその様子を見ていると

むぅーんと難しい顔を
ゆりかがしていて
泣きそうな顔をしながら
じぃ~っと訴えかける様な視線を向けて来る

「やっぱり、男の人は
おっぱい大きい方が好きなの??」

「何だァ?突然、乳がどうしたんだ?
ああ、あれか?雨宮の嫁の乳の事か?」

どっちかと言うと
ゆりかは小柄で
ほっそりとしたスレンダーなタイプで

胸のサイズを気にしてる様だが

体格を考えれば 十分なサイズ感だがな

所謂 適乳ってやつだ

「あの人、Fだと思うのっ」

男がアレのサイズを気にする様に
女は胸の大きさ気にするのか?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ