
おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末
受付をした時にホテルから
貸出して貰ったタブレット端末からは
会場に来れない来客が家や
職場から参加する際の映像の
参考にして頂けたらと言う話で
「これだったら、お前んちの
じいちゃんや、両親も
リモート参加できるんじゃねぇのか?」
タブレットを無言で見つめている
ゆりかに律が声を掛ける
自分がおじいちゃんにも
自分達の結婚式に
参加して欲しいとそんな風に
考えていたのを見透かした様で
こっちが何かを言い出す前に
そう言われてしまった
「うん、そうしたい。
石黒さんは、それでもいい?」
「俺は、どこでもいいって言ってたろ?
お前がしてぇ場所、選びゃいいんだよ」
最初は 会場選びとかに
非協力的なのかと思ったけど
その律の言い方を聞いてると
私が したい結婚式に彼の方が
合わせてくれるって意味だったんだなって
そう感じ取ることが出来て
ゆりかは自分の胸が
じんわりと温かくなるのを感じて居た
「お前のトコのじいちゃんも、
かわいい孫の花嫁姿見てぇだろうしな」
そう言いながらこちらに
石黒が普段見せない様な
笑顔を向けて来るから
思わず その笑顔に
視線が釘付けになってしまって居た
「どした?ゆりか。俺が、
男前過ぎて見惚れんじゃねぇか?」
「石黒さんは、いつもイケメンだよ。
でも、今は、めっちゃ素敵で。
すっごい、恰好良かった」
えへへへ~と ゆりかが
嬉しそうに笑うから
よしよしといつもの癖で
ゆりかの頭をナデナデしてから
ゆりかが妙に俺を見ながら
恥ずかしそうにして
もじもじとしていたので
そのゆりかの様子を見て
ハッとしても既に時は遅しだったのだが
「ねぇ、石黒さん、ここお外だよ?」
「あ~。そうだったな。悪ィ、忘れてた」
雨だったらホテル内のチャペルの予定の
模擬挙式も 爽やかな晴天で
ゆりかが候補に挙げている
ホテルの正面にある
このホテル自慢の 海の上のチャペルで
模擬挙式が行われる様だった
海の上… とは言っても
海水をチャペルを取り囲む様に
ぐるっと引き込んでるだけで
海の上に浮いてる訳ではないのだが
正面には
港町神戸市のシンボルでもある
ポートタワーが見えていて
貸出して貰ったタブレット端末からは
会場に来れない来客が家や
職場から参加する際の映像の
参考にして頂けたらと言う話で
「これだったら、お前んちの
じいちゃんや、両親も
リモート参加できるんじゃねぇのか?」
タブレットを無言で見つめている
ゆりかに律が声を掛ける
自分がおじいちゃんにも
自分達の結婚式に
参加して欲しいとそんな風に
考えていたのを見透かした様で
こっちが何かを言い出す前に
そう言われてしまった
「うん、そうしたい。
石黒さんは、それでもいい?」
「俺は、どこでもいいって言ってたろ?
お前がしてぇ場所、選びゃいいんだよ」
最初は 会場選びとかに
非協力的なのかと思ったけど
その律の言い方を聞いてると
私が したい結婚式に彼の方が
合わせてくれるって意味だったんだなって
そう感じ取ることが出来て
ゆりかは自分の胸が
じんわりと温かくなるのを感じて居た
「お前のトコのじいちゃんも、
かわいい孫の花嫁姿見てぇだろうしな」
そう言いながらこちらに
石黒が普段見せない様な
笑顔を向けて来るから
思わず その笑顔に
視線が釘付けになってしまって居た
「どした?ゆりか。俺が、
男前過ぎて見惚れんじゃねぇか?」
「石黒さんは、いつもイケメンだよ。
でも、今は、めっちゃ素敵で。
すっごい、恰好良かった」
えへへへ~と ゆりかが
嬉しそうに笑うから
よしよしといつもの癖で
ゆりかの頭をナデナデしてから
ゆりかが妙に俺を見ながら
恥ずかしそうにして
もじもじとしていたので
そのゆりかの様子を見て
ハッとしても既に時は遅しだったのだが
「ねぇ、石黒さん、ここお外だよ?」
「あ~。そうだったな。悪ィ、忘れてた」
雨だったらホテル内のチャペルの予定の
模擬挙式も 爽やかな晴天で
ゆりかが候補に挙げている
ホテルの正面にある
このホテル自慢の 海の上のチャペルで
模擬挙式が行われる様だった
海の上… とは言っても
海水をチャペルを取り囲む様に
ぐるっと引き込んでるだけで
海の上に浮いてる訳ではないのだが
正面には
港町神戸市のシンボルでもある
ポートタワーが見えていて
