テキストサイズ

おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第6章 カタログ NO 5 秘密の個人授業 前編

ーーーー
ーーー
ーー


そう それまでは良かった



良かった…んだ



そう 気がついたら私は

個別指導室にいた

連日獅堂に補習授業をしている

あの部屋だ


これは夢なんだと すぐに分かった


「先生。ちょっと、お手洗いに
行ってもいいですか?」

「ああ、構わないぞ。行って来い」


いやいやいや

夢だから自分の意思とは無関係に
こっちも返事をしてしまうのだが

獅堂がお手洗いに行って
戻って来て中に入って来るのを
気配と音で感じ取っていて

私はホワイトボードに重要な
内容を書き記して居たのだが

ガチャリと内側から鍵を落とされたのに

その音で気がついた

「獅堂…?」

「どうかしましたか?先生」


いや どうもこうも無い

閉めただろう?

内鍵をロックしただろう?


後ろから気配が近付いて来て

逞しい腕を後ろから腰に回されて
吐き出す吐息を耳に受ける

「先生は…、俺が思って居たよりも
随分と、…厭らしくてズルい女(ひと)の様だ…。
俺をこんな風に誘って置いて、
そんなつもりは全く無いとでも
言いたげな顔をしてるんだから…狡いですよ?」

は?何?何の事??
いや これは夢だけど

そうだ きっと
勝負下着を着けてるから

こんな夢を見てるんだ

「な、何が言いたいんだ?獅堂。
お前は何か、勘違いをしてないか?」


私はお前を誘惑した憶えも
誘った憶えも無いと
そこまで言いたかったが

夢の制限が掛かって

思う言葉は発せないで居て

あくまでも 夢のシナリオの通りに
展開は進んで行くから

そう訴えかけてはみた物の
その手がタイトスカートの上から
若葉の太ももを撫でつけて来て

スルスルと太ももを這う

その手が膝の上のタイトスカートを端を
ほんの少しばかり捲り上げて来て

スカートの下に隠れていた
太ももが露わになると

自分でもその下に驚いてしまった

は?え? これ…ガーターベルト??

いやいや 待て待て

私はそんな物を身に付けて
出勤した覚えはないし
そんな趣味も無いのだが

「意外ですね。先生はもっと地味な
下着がお好みなのかと思ってましたけど。
それは俺の思い違いだったみたいですね。
随分と…、厭らしいご趣味をされてるんだ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ