おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第9章 カタログ NO 7 たまにはこんなデートでも
俺が缶コーヒーを飲み終えて
キッチンのシンクで中を洗って
シンクの水切りの上に伏せて置いた頃に
丁度 準備が出来たと
ゆりかが荷物を持って戻って来て
一緒にアパートを出た
最寄りの駅までの道のりは
何も言わずに 石黒さんに
奪い取る様にキャリーバックを
追剥されてしまって
私のキャリーバックは石黒さんの手にあるが
石黒さんは自分の荷物を
最初からそうするつもりだったのか
キャリーバックにセットできる
折り畳みのボストンバックに
自分の荷物を用意してたから
自分が持つつもりだったのかも?
「何だよ?俺が男前過ぎて
惚れ直しでもしてたか?」
「してませんよ、もう、
石黒さんの事は、大好きですから」
そんな話をしながら歩ている内に
最寄りの駅について
目的地の池袋までは山手線で数駅だから
電車て10分少々の移動で
近場も近場だが
「でも、何で、急に?
その、泊まりで都内旅行とか…」
「ああ、それかァ?たまたまCMで
じゃらんスペシャルウィークの、
CMしてたからな。
普通にデートすんならよ、
そのまま泊っちまっても、
変わねぇわなぁって思っただけのこった」
まぁ 旅行つっても
デートの延長みてぇなもんだとは
石黒さんは照れくさそうに言ってたけど
この前のハロウィンも渋谷は
大賑わいだったみたいだし
全国的にも今年からイベント再開って所多いし
世の中の自粛ムードが薄れて来てるもんね
「でも、都内だけじゃなくてですね。
色んな所に、2人で一緒にあっちこっち、
行けたらいいなぁ~って思います」
そう何も珍しい物はない
いつも通勤でも見てる
電車の窓外の景色をゆりかが見ていて
いつも見てる景色だけど
いつもよりも きらきらして見えるな
「すっかり、頭ん中
旅行気分になっちまってる所悪いけど。
あれの事、忘れちまってねぇか?」
そう言いながら ぴっとりと
石黒が後ろに張り付いて来て
グイっと腰を押し付けて来る
「んもぅ、石黒さんッ、腰いいッ。
やっ…ん、そんな事してたらッ
痴漢と間違えられて、突き出されても
知りませんからね?私はッ」
「あぁ?別に勃ってねぇじゃねぇかよ」
そうなってるからなってないからとかって
その部分が基準じゃないと思うんだけど
「んなら、勃てるか?」
「石黒さんのバカァ~」
キッチンのシンクで中を洗って
シンクの水切りの上に伏せて置いた頃に
丁度 準備が出来たと
ゆりかが荷物を持って戻って来て
一緒にアパートを出た
最寄りの駅までの道のりは
何も言わずに 石黒さんに
奪い取る様にキャリーバックを
追剥されてしまって
私のキャリーバックは石黒さんの手にあるが
石黒さんは自分の荷物を
最初からそうするつもりだったのか
キャリーバックにセットできる
折り畳みのボストンバックに
自分の荷物を用意してたから
自分が持つつもりだったのかも?
「何だよ?俺が男前過ぎて
惚れ直しでもしてたか?」
「してませんよ、もう、
石黒さんの事は、大好きですから」
そんな話をしながら歩ている内に
最寄りの駅について
目的地の池袋までは山手線で数駅だから
電車て10分少々の移動で
近場も近場だが
「でも、何で、急に?
その、泊まりで都内旅行とか…」
「ああ、それかァ?たまたまCMで
じゃらんスペシャルウィークの、
CMしてたからな。
普通にデートすんならよ、
そのまま泊っちまっても、
変わねぇわなぁって思っただけのこった」
まぁ 旅行つっても
デートの延長みてぇなもんだとは
石黒さんは照れくさそうに言ってたけど
この前のハロウィンも渋谷は
大賑わいだったみたいだし
全国的にも今年からイベント再開って所多いし
世の中の自粛ムードが薄れて来てるもんね
「でも、都内だけじゃなくてですね。
色んな所に、2人で一緒にあっちこっち、
行けたらいいなぁ~って思います」
そう何も珍しい物はない
いつも通勤でも見てる
電車の窓外の景色をゆりかが見ていて
いつも見てる景色だけど
いつもよりも きらきらして見えるな
「すっかり、頭ん中
旅行気分になっちまってる所悪いけど。
あれの事、忘れちまってねぇか?」
そう言いながら ぴっとりと
石黒が後ろに張り付いて来て
グイっと腰を押し付けて来る
「んもぅ、石黒さんッ、腰いいッ。
やっ…ん、そんな事してたらッ
痴漢と間違えられて、突き出されても
知りませんからね?私はッ」
「あぁ?別に勃ってねぇじゃねぇかよ」
そうなってるからなってないからとかって
その部分が基準じゃないと思うんだけど
「んなら、勃てるか?」
「石黒さんのバカァ~」