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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第9章 カタログ NO 7 たまにはこんなデートでも

「お前なぁ、あっちは
積極的なクセしやがって
変な所で照れんなっ!見てて
こっちが恥ずかしいわッ」

「だっ、だってぇ、石黒っ…じゃなかった。
律さんがっ、お外でそう言うのしたりとかって
好きくなさそうと言うか、苦手そうと言うかぁ。
手、繋げるのは、嬉し…いですけどッ」

プイっと視線を逸らされてしまって
そのこっちから視線を逸らせた
石黒さんの耳が赤くなってたから
律さんもこう言うのは恥ずかしいのかも

グイっと腕を引かれて
そのままビルとビルの間の路地に収まる

「可愛らしい事ばっか、
言いくさって…、テメェ。
俺の事、誘ってんのかよ?」

「嫌ッ、ここッ、ダメですッ、
石黒さんッ、ここっ、お外っ。お外ですッ」

「あ~、何て?聞こえなかったなぁ。
石黒さんじゃなくって、律さんな?」

自分の声でゆりかの言葉を
石黒が掻き消して来て

スルッとその長い指に顎を引き上げられて

「…っ、ダメッ…」

「ダメじゃねェ、すぐに済しゃぁいいんだろ?」

親指でスリスリと唇を撫でる

そんな困った顔されちまっても
そそられるだけでしかねぇ

「ゆりか…、目、瞑っとけ」

そのまま路地裏で 濃厚な方のキスを
石黒にされてしまって


「んっ…ふ、はぁ、んーーぅ゛んっ」

「はっ、エッロい顔、してんじゃねぇよ」

「してないですっ、してない~ッ」


えっちな顔なんて断じてしていないと

そうゆりかが訴えかけて来やがるが

鏡があるなら見せてやりてぇ


そんな顔されちまって

キス 中途半端で終われやしねぇ


焦らされるの苦手だから

焦らしてやろうと思ってたが

俺の方が焦らされてねぇか?これ


グイグイとこっちの胸を
押し返して来ようとするから
そんなささやかな抵抗すらも
出来なくしてやりてェ

よしよしと後頭部から背中を撫でると
押し返そうとする力が緩むから
グイっと背中に回した腕で
ゆりかの身体を引き寄せながら
そのままその形のいい赤いぷっくりした
唇を自分の唇で貪る様にキスをする

自分の腕の中で身じろぐのを押さえて
ゆりかの口の中を蹂躙すれば
フッとその力が緩んで抜けるのを感じて

グイっと自分の足をののかの
両足の間に押し込んでそのまま
自分の足でゆりかの
大腿の間を割って入ると
太ももをアソコに押し付けた

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