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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン



「……ねぇ、慶斗…」

「ん?どうした?ほのか…」



「…生まれ…変わるの?」



彼が求めた答えは

きっと これなのだろうけど


でも また 新しい疑問が生まれて来て

どうして 彼は…

そうしたいと 思ったんだろう…って

ぼんやりとして 考えていて


頭 ぼんやりとして

考えても何もわからないけど

分かる事…が ある


「んんっ慶斗、…私。
慶斗が…好きだよ?」


それだけは ハッキリとしていて

ふっと彼が笑ったのが聞こえて


「俺は、…愛してるだけどね?」



「うん…、私も…愛してるっ…んんっ」


そのまま唇を塞がれて
舌を求められて絡め合う

お互いが自分の意思で
そうしたいと望んで求めあう


理論的な事であったり
理屈的な事だったり


そんな物を求める部分よりも
もっと奥底の根底にある

本能とか…そんな

理屈とか…抜いた そんな部分で…


「ねぇ、慶斗…」

私が彼の名前を呼ぶと

「ああ、俺も…君と
そうしたいと思ってた。ほのか、
やはり、君は察しがいいな…」

そう言われた その彼の言葉に
ふふっと思わず笑ってしまって

「そんなんじゃないよ…、慶斗。
察してなんかないもの。そうしたいって
そうなりたいって、思ってる…だけ」

そう言って彼の肩に自分の腕を回して

自分の方へ 彼を引き寄せる

「いいか?ほのか、そうしても…」

「して欲しいって、言ってるのに?」

それもそうだなと彼が言うと

ベットのコントロールパネルの所に置かれていた

ゴムを自身に装着して

その様子を…見ていると

彼が付け終わって顔を上げた時に

目が合ってしまって

不思議そうな顔をして見られてて

「普段は、顔…逸らしてるのに
どうして、今日は見てるんだ?
ああ。ゴムしない方が良かったなとか
そんな事を、ほのかは考えてたのか?」

「いやっ、
別に…そんなんじゃないもん。
無いし、違うから…。その…」

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