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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第10章  カタログ NO 8 地味な彼女の派手な秘密

そう 宇梶があそこと言って
前の座席の間を指差すと
僅かな座席と座席の間から

まるで こちらを覗いている目の様に

石黒の構えているスマートフォンの
カメラのレンズと目が合ってしまって

左側から 宇梶が
來未の耳元に囁きかけて来る

「あの場所から撮ったら、顔
バッチリ映っちゃうかもね?」

そう言いながらも 更に一つ
その長い指が來未の
ブラウスのボタンを
片手で外して来て
さっきまでよりも 前が大きく開くと

「ああ。驚いたな…こんなに大きいとは。
君は着痩せするタイプだったんだな」

そう言いながらも左右から
伸びて来る2人の手に
ブラウスの前を開かれてしまった

紫色のブラと胸の谷間が露わになってしまう

「意外じゃね?服地味なのに。
こっちは派手なんだ…、清楚な感じに見えて
バスの中でえっちぃ自撮りしちゃう子だとかさ」

ツン…と 人差し指で
宇梶が左の乳房を
獅堂が右の乳房を
位置を変えながら ツンツンと突いて来て

「あっ…あの…、触らない…でッ、下さい…」

「じゃあ、さっき自分で撮ってたアレさ。
ここで再生して見せてよ?」

「そうでないと…、うっかりと
手が滑ってしまうかも知れんしな。
どうだ?石黒、撮れてるか?」

「んぁ?ああ。お前等の顔は映ってねぇよ。
俺を誰だと思ってんだァ?」

私の顔は あのカメラから撮って居る
動画にはバッチリと映っていて
今のこの状況を撮影されていると
そう思うと…触れられても居ないのに

胸の先端が 刺激を期待してしまって
そのブラから出ている部分だけを
ツンツンと突いて来る指が
その下に差し込まれるのを待っていて

ブルブルと震える手で
自分のスマートフォンを取り出すと

自分はその画面から目を逸らしつつ
さっき撮影した動画を3人から見える様にして
震える手で画面をタップして再生させる

「自分で撮った動画も、見れねぇのか?
どうなんだよ?それともアレか?
付き合ってる男の命令なのか?」

そう前から声が聞こえて来て

付き合ってる男性の所為にする…
そんな考えが妄想の中で過る
そんな相手 長らくいないけど
妄想に設定は重要…と
妄想の中のいやらしい自分の役を
自分がロールプレイングしやすい様に

即座にその設定を組み込む事にした

全部 妄想だけど


「そう…、なんです…ッ、彼の命令で…ッ」

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