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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第10章 カタログ NO 8 地味な彼女の派手な秘密
「とんだド変態と付き合ってんだな、
ってぇ事はアンタも、相当…な、ド変態だ」
相当な ド変態と
前の席からこちらを見ながら
ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべて
石黒が言って来て
「それは、言い得て妙だな。石黒。
そんな趣向を押しつけるから
俺達みたいなのに、彼女を
良い様にされてしまうんだろうな」
自撮りのエロ動画でして居た様にして
ブラの縁に獅堂が指を引っかけて来て
その下に隠されている先端を
ブラをずらして出そうとして来るから
「バカッ、獅堂、こうした方が早ぇえよ」
そう言って宇梶が來未の
背中に手を回して来て
いとも簡単にフォックを外されてしまって
浮かび上がったブラの
肩紐を左右から緩められれば
今ままで隠れていた部分が曝け出される
「自分であんな動画撮ってて、
ここ、こんなにしてる訳?やらし」
まだ触れられても居ないのに
胸の先が期待で
ピンっと立ち上がってしまっていた
「なら、彼女のやらしいここも
触ってやらねば、失礼だろう?宇梶」
ツンっと両方の胸の先に
それぞれが触れて来て
左右の胸の先端に種類の違う刺激を
与えられてしまう
「んぅ…ん…ッ…はぁ、あぁ゛…んッ」
そんな妄想に耽ってしまっていて
思わず その妄想でジンジンと下が
疼いて来るのを感じる
ーーー
ーー
ー
「オイ、宇梶、どうしたァ?」
さっきからソワソワと心ここに有らずで
落ち付かない様子の宇梶に
石黒が声を掛けて来て
「さっきも、俺の話を聞いて無かっただろう?
どうかしたのか?宇梶。悩み事か?」
話を振ったのを無視されたのを
獅堂が宇梶に不満そうにして言って来て
「獅堂のデケェ声が、聞こえねェとか
お前の耳死んでんじゃね?」
俺の耳に 獅堂の
バカみてぇにデカいあの声が
聞こえてねぇ訳がねぇし?
俺の耳に獅堂の声が入らないのは
それとはもっと別の理由だ
”あの女”の所為だ
今 あの最後列の座席に座って居る
”あの女”の表情が悪い
ちょっとセクシーななんて
そんな可愛いエロさの顔はして居ないのだから
なんつぅ顔 してんだよアイツ
ここッバスの中だぞ?
座席に座れば 同じ方向 向いて乗るから
あの女があんな顔してんのは
周りには分からねえが
俺の定位置からは見えてんだよ
宇梶は はぁ…と俯いてため息を漏らした
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