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お人好しは何かと巻き込まれる

第9章 一回って?

くったりと身体から力が抜けるが
指の動きは止まらない。

「やぁ もう やめっ あっ もぉイッたよ! 
あぁ やっ んんっ 一回って…やぁ 一回って
あぁん 言ったのにぃ あぁっ
今っ 動かさないでぇ~」

「もっと気持ち良くなりたいだろ?
ほら、もっとイけよ!」

ぐちゃぐちゃと音を立てて
掻き回しながら空いてる親指で
花芯もイジってくる。

「無理無理無理っ!やぁもぉ!
あああああぁぁぁん!!!」

胸と蜜壺と花芯、特に感じる3箇所を
同時に攻められるともうダメだった。

足をピンと伸ばして
身体をビクンビクンと震わせ
プシャァと潮を吹き出して絶頂に達した。

やっと指を抜いて力の抜けた
ルシアリアを横に寝かしてくれる。

「悪ぃ、あんたがかわいくて止められなかった」

ルシアリアは、はぁはぁと肩で息をしながら
涙目でリヒターを力なく睨む。

「1回って言ったのに。…その1回も
いいって言ってないのに…」

「悪かったって!そんな目で睨むな。
これで止めてやれなくなる」

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