テキストサイズ

お人好しは何かと巻き込まれる

第12章 旅立ち 初めての野宿

「…フォルト?」

「ルアがかわいすぎるのが悪い!」

「そんな事ないから!」

「そんな事あるの。もう俺は一緒に
いるだけでこうなるんだよ。
この前だって、くっついてるだけじゃ
足りないって言っただろ?」

首筋に唇を寄せ舐めてくる。

「待って!さっき魔法で綺麗にはしたけど
お風呂に入ってないし、ほら、少し離れてる
とはいえ、みんなにバレちゃうよ」

「ルアが声を我慢すればいい」

「声我慢しても見られちゃうよ」

「大丈夫。脱がさないで出来るから」

「違う!そういう問題じゃ…きゃ」

「しー」

声を潜めるように言いながら
上着の下から手を忍ばせ胸を優しく揉み始める。

「ちょっ、フォルト?んっ」

「あんまり騒ぐとバレるぞ?
ここだけ結界張ると魔力が強い奴には
余計に怪しまれるし

全体的に張るとやっぱり声は
聞こえるから今回は頑張って
声、我慢な」

そう言いながら触る手は止まらない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ