お人好しは何かと巻き込まれる
第13章 エキドナのまじない
「俺はここのギルドに寄ってくるから。
ルアは一人で大丈夫?一緒に行く?」
「ううん。お仕事の邪魔になるし
携帯食を買ったら宿に戻るね!」
ノース町ではガラの悪い奴らに絡まれたので
フォルトは心配する。
「大丈夫だよ。早々と何もないよ」
「…そうだといいけど、何かあったら
すぐ逃げるんだよ」
「はーい」
それほど治安の悪い町ではないのだが
とりあえず返事をしっかりしておく。
フォルトはギルドに向かい、
ルシアリアは携帯食を買いに行く。
初めての町なので人に尋ねながら
店を探して目的の物を手に入れる。
その店は一つ路地に入った所に
あったので人通りが少なかった。
ルシアリアが買い物を済ませ歩いていると
誰もいないところから
小さな声が聞こえた気がして振り返る。
振り返ると誰も人の姿は見えないのに
積み重なった木箱の下から
物音が聞こえてきた。
ルアは一人で大丈夫?一緒に行く?」
「ううん。お仕事の邪魔になるし
携帯食を買ったら宿に戻るね!」
ノース町ではガラの悪い奴らに絡まれたので
フォルトは心配する。
「大丈夫だよ。早々と何もないよ」
「…そうだといいけど、何かあったら
すぐ逃げるんだよ」
「はーい」
それほど治安の悪い町ではないのだが
とりあえず返事をしっかりしておく。
フォルトはギルドに向かい、
ルシアリアは携帯食を買いに行く。
初めての町なので人に尋ねながら
店を探して目的の物を手に入れる。
その店は一つ路地に入った所に
あったので人通りが少なかった。
ルシアリアが買い物を済ませ歩いていると
誰もいないところから
小さな声が聞こえた気がして振り返る。
振り返ると誰も人の姿は見えないのに
積み重なった木箱の下から
物音が聞こえてきた。