お人好しは何かと巻き込まれる
第14章 エキドナの歓迎
シェスト草原はドラク村の手前に
あるのだが同じ馬車に乗らなかったのは
シェスト草原に繋がるワープポイントが
この村にあったからだ。
エキドナの一族はピピが言っていた通り
魔法や魔術が得意で移動魔法のワープが
出来る魔法を使える。
行きたい場所へいくつか魔法陣を配置してあるのだ。
その一つを使ってシェスト草原に向かうのが
一番近くて早く着くらしい。
人が住まなくなって廃れた家の一つに
他の人に見られないよう忍び込むと
古い絨毯の下に魔法陣が隠されていた。
「もう小娘が向かう事は伝わってる。
歓迎してくれるそうだ」
「そうなの?人間って嫌われてないの?」
「人間を嫌う同族もいるが、私は人間に
興味があってこの村で住んでいる。
エキドナ様も本当は人間が
気になっていると思う」
「そうなんだ!和平できるといいなぁ」
和平する為の書類をフォルトから
預かっていたので責任重大だ。
フォルトはルシアリアが気負わないように
和平出来なくても大丈夫と言ってくれたが
そういうわけにはいかない。
任された以上なんとか和平条約も結びたい。
あるのだが同じ馬車に乗らなかったのは
シェスト草原に繋がるワープポイントが
この村にあったからだ。
エキドナの一族はピピが言っていた通り
魔法や魔術が得意で移動魔法のワープが
出来る魔法を使える。
行きたい場所へいくつか魔法陣を配置してあるのだ。
その一つを使ってシェスト草原に向かうのが
一番近くて早く着くらしい。
人が住まなくなって廃れた家の一つに
他の人に見られないよう忍び込むと
古い絨毯の下に魔法陣が隠されていた。
「もう小娘が向かう事は伝わってる。
歓迎してくれるそうだ」
「そうなの?人間って嫌われてないの?」
「人間を嫌う同族もいるが、私は人間に
興味があってこの村で住んでいる。
エキドナ様も本当は人間が
気になっていると思う」
「そうなんだ!和平できるといいなぁ」
和平する為の書類をフォルトから
預かっていたので責任重大だ。
フォルトはルシアリアが気負わないように
和平出来なくても大丈夫と言ってくれたが
そういうわけにはいかない。
任された以上なんとか和平条約も結びたい。