お人好しは何かと巻き込まれる
第19章 2ラウンド目
ルシアリアが目を覚ましたのは日も
だいぶ高くなってからだった。
目覚めるとフォルトに腕枕されていた。
視線を上げると少し先に
起きたフォルトが優しい笑顔で
ルシアリアの顔を見つめていた。
「おはよう。身体は大丈夫?」
「…おはよう」
朝から大好きなフォルトがいてくれて
幸せだなと、ふにゃと笑いながら挨拶を返すが
思考もやっと目覚めてくると起き上がり
回りを見渡した。
フォルトが一人に戻っているのを
確認してしまった。
二人に愛され幸せなのだが、さすがに
身体が保たない。
「ごめん。注いでいい理由があって
嬉しくて止まらなかった」
慌てて回りを見ているルシアリアが
おかしくて苦笑しながらフォルトも起き上がる。
頬に手を当ておはようの口づけをする。
「今回の事で気付いたんだ。やっぱり
俺にはルアが必要だって」
「フォルト…」
両手で顔を包まれ真剣な瞳でフォルトが
見つめてきた。
だいぶ高くなってからだった。
目覚めるとフォルトに腕枕されていた。
視線を上げると少し先に
起きたフォルトが優しい笑顔で
ルシアリアの顔を見つめていた。
「おはよう。身体は大丈夫?」
「…おはよう」
朝から大好きなフォルトがいてくれて
幸せだなと、ふにゃと笑いながら挨拶を返すが
思考もやっと目覚めてくると起き上がり
回りを見渡した。
フォルトが一人に戻っているのを
確認してしまった。
二人に愛され幸せなのだが、さすがに
身体が保たない。
「ごめん。注いでいい理由があって
嬉しくて止まらなかった」
慌てて回りを見ているルシアリアが
おかしくて苦笑しながらフォルトも起き上がる。
頬に手を当ておはようの口づけをする。
「今回の事で気付いたんだ。やっぱり
俺にはルアが必要だって」
「フォルト…」
両手で顔を包まれ真剣な瞳でフォルトが
見つめてきた。