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お人好しは何かと巻き込まれる

第29章 続く監禁

「あぁ、目隠ししてるのも唆られるねぇ。
どこを触られるかわからなくてドキドキ
するだろう?」

身体の線に沿って撫でられるとビクッと
身体が反応してしまう。

「ジーク達は街を探しても君が見つからなくて
だいぶヤキモキしてるようだよ。

君の恋人も寝ずに探してるみたいだけど無駄だね~
僕の魔力で隠してあるから見つけられないよ」

楽しそうに今の現状を教えてくれながら
振動する張り子を使いルシアリアの身体の
所々に当てていく。

「今日は昨日言ってた前と中を同時に刺激
できる張り子を使ってあげるよ。……と、
その前に…」

ゴソゴソと音がするが何をしてるか
見えなくて恐い。

腕にチクッと痛みを感じた。

「痛かった?食事も少ししか摂って
なかったから栄養剤だよ。

倒れられても困るしね。

…それにもっと気持ち良くなりたいだろ?
栄養剤と共に媚薬も少し混ぜててあげたよ」

栄養剤と聞いた時には安心したが媚薬も
入ってる事に愕然とする。

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