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お人好しは何かと巻き込まれる

第30章 癒しの時間

犯罪の内容にもより女人禁制とされ屋敷に
出入りするのは男性のみと決められていた。

女性を甚振るのを喜びと感じていた
ルークビルクは最初こそ耐え難く感じて
いたがこの屋敷で暮らし、甲斐甲斐しく
世話をしてくれる男性達の存在を大きく感じ
男性の魅力に気付き未知なる自分を発見した。


かつてクラウン王国の第1王子だった人は
社会にも屋敷からも表には出れなくなったが

彼の趣向と合う世話人が現れ
静かに幸せに暮らしたのは
また別のお話である。



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