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お人好しは何かと巻き込まれる

第30章 癒しの時間

ルークビルクの処分はどうなったかというと…

取り調べによると今までに何人もの女の子達を
攫い拘束、監禁、凌辱して身体的、精神的にも
苦しめ、時には命までも奪ってきた事が判明した。

その高い魔力で今まで巧妙に
隠し通してこれたようだ。

しかしそれが明るみに出ると素直に白状し
反省の色を見せた。

この犯罪にはルークビルク一人だけの犯行で
他に誰も関わっている人はいなかったようだ。

今まで真面目に王政にも取り組んできた事もあり
王位継承権は剥奪されたものの、死刑は免れ
地方の屋敷で監視付きで軟禁され
政界からは遠ざかる事となった。

人とのやり取りも監視の下でする事に
なったが今まで付き合いのある貴族が
ルークビルクが作った大人の玩具に目をつけ
手を組んで制作に取り組み、貴族社会で
販売され爆発的に売れる事となる。

地方の屋敷での軟禁でどこにも出れはしないが
才覚の芽を得意な部分で発揮し資産を増やして
静かに穏やかに暮らした。


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