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お人好しは何かと巻き込まれる

第34章 魔王城へようこそ

辺りは地形が崩れ激しい戦いが繰り広げられた
事がわかる。

戦っていた3人もボロボロだが正座を
させられ怒られてる最中だった。

「あはははは!勇者も魔王もドラゴンも相方
だけには敵わないな!」

ジークベルトに情けない姿を見られたが
それどころではない3人。


「ルア、そんなに泣かないでくれ。
ルアが連れて行かれてカッとなって
力加減を間違えたんだ」

「怪我をしたら心配する人がいるでしょ?
私もすごく心配したんだよ。
……でもそもそも私が攫われなければ
良かったんだよね。……ごめんね」

「泣くな。大した傷じゃない。
攫われたのも不可抗力だ。ルアのせいじゃない。
ルアが無事で良かった」

「うん。心配かけてごめんね。今治すから」

治癒魔法をかけ3人の傷が見るみる間に治った。

「うぉー!やっぱりルアの魔法はすごいな!
傷も痛みもなくなったぞ!」

「ギーニ!反省してるの!?あなたが参戦して
なければもっと早く決着がついたのよ!」

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