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お人好しは何かと巻き込まれる

第9章 一回って?

蝋燭で灯された薄暗い褥のある部屋に
連れて行かれて降ろされる。

「あの!リヒターさん!私っ…」

「リヒター」

「リヒターさん、私…」

「リヒター」

「リヒター…」

「よし!敬語も禁止な!」

褥の上で座って向き合う。

「リヒター、私は恋人が…」

「なんだ!嫁じゃなく恋人から
始めたかったのか!初心だなぁ」

「いや、そうじゃなくて…」

話してるルシアリアを抱き上げて
前向きに膝の上に座らせられる。

体の大きいリヒターの中に
ルシアリアがすっぽり収まる。

「あんた、ちっちゃいな!」

「私が小さいんじゃなくてリヒターが
大きいんだよ!…じゃなくてっ!」

後ろを振り向き抗議しようとしたら
口づけられた。

「んっ んんっ 」

後頭部を掴まれ逃げ出す事もできない。
舌が挿入され口の中を舌で弄られる。

「あっ ん はっ んんっ 」

やっと離してもらえた時は苦しくて
涙目になっていた。

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