はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第33章 『決戦は土曜日に…第二部』
その母親を見て育っていた森園の
貞操観念とか恋愛とは…の観念の
根底が歪んでしまったのは母親の
この綾子のせいだと…
森園の父親が頭を深く伊藤と
伊藤の両親に対して下げていて。
子供の為を思って離婚はせずに
口では反省していると
愛してるのはあなただけだと
言いながら何度も浮気を
繰り返してた綾子と。
浮気を知りながらに
気が付かないふりをして
今日の今日まで夫婦を
いやいやながらに続けてきたが、
自分もそれが良い影響を娘に
与えなかったと…反省し、
自分達も離婚を考えていると告げた。
それまでは娘の浮気を
一度ぐらいいいじゃないと
それも夫婦の試練よみたいに
森園の擁護をしていた母親も
父親である夫から離婚に二文字を
出された途端にその態度を一変して。
私は悪くない家を留守にする
この人が悪いんだと自分を
正当化して言い訳をし始めて、
ヒステリックに叫び散らし始める。
「やめろ、綾子。見苦しいぞ?
今は美海の話を俺達はしに来てるんだぞ?」
話し合いを続けるのが難しく
なりそうな感じで森園以上に
母親の方が手が付けられなく
なりそうだったので。父親が
母親を引きずる様にして帰って行ったのだが。
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