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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第8章 『仁さんの初体験』


『約束するし、
ちゃんと話は…また今度するって』

「まぁ…何となく…
オチも…読めちゃいましたけどね…。
初体験が…そんなえっちじゃ…、
あまり…柏葉って子とは
普通過ぎる…えっちで
仁さん、つまらなかったんじゃないですか?」

♩ ♫~~♫ ♫~♩~

電子レンジが温めが終了したと
メロディでお知らせをして来て。
温かくなったココアを…持って
仁が戻って来る。

『う~ん、そうでも無かったけどねぇ。
まぁ、それはまた今度ね?
はい、真奈美ちゃんどーぞ』

そう言って温ためなおしたココアを
仁が真奈美に差し出して来て、
飲みかけのココアだったから
普通にミルクの時間分
チンしたら熱くなりすぎてて。

ふうふうと…ココアを飲みやすい
温度になる様に
真奈美が息を吹きかけていた。

ズズズッ…と真奈美がココアを啜って飲むと。

「ココア、甘くて美味しい…」

『そろそろさ、ちょっと肌寒いからさ。
ソファで寝ないで、あっちで寝てよ?』

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