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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第9章 『茂木純二と真奈美』


それからは…また、

あのボロボロの市営住宅での

生活に逆戻りしていた。

その後に、また別の人が…

お母さんと結婚したいと言って来て。

その人の家での生活は…変な生活だった。

フィリピン人の内縁の妻が3人いて、

そのフィリピン人の妻が

身の回りの事をしてくれて。

お母さんは…日本人の妻を娶ったと言う

名目で結婚しただけだと、

ベッドの上でワインを飲みながら。

私に毎日の様に聞かせて来る人だった。

変な生活だったが、その話をうんうんと

私が聞いて上げると…喜んでいて。

私が後、10年して18になったら、

お母さんとは離婚して

真奈美を嫁にしてくれると言って居た。

デイトレーダーで、大損をして。

1夜にして

数億の損害を出してしまったらしく。

その人は…

自宅のマンションで首を吊って死んでいた。

またしても、あのボロボロの市営住宅での
生活に逆戻りして、その辺りからは
お母さんは…、お酒を
昼間から飲んでる事が多かった。

けど…、市営住宅での生活は、
決して裕福じゃなかったけど。

茂木のおじさんが…

偶に様子を見に来てくれるから。

私は…貧乏だけど、

市営住宅の生活は嫌いじゃなかった。

お母さんは…、

相変わらずおじさんを家に上げて

えっちな事をしてお金を貰っていた。

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