テキストサイズ

はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』


一線を越えた関係でも、
一緒のお風呂に入るのを
恥ずかしがる女性も居るのに。

今時の若い子…の

感覚なんだなと思いつつ…。

まぁ…折角…

こんな場所に居るんだから…。

『たまたま付けたテレビで
特集してて、観たんだけどさ。
オフレ以外にも、
ハフレとかキスフレとか
ソフレとかも…あるんでしょ?
この前に見た、テレビで言ってた』

一緒に部屋の露天風呂に入る事になって
タオルで自分の身体を隠しながら、
陶器で出来た浴槽に浸かった。

2人で入るのに丁度いいサイズで
どうしても、お互いの肩が
浸かって居ると当たってしまうのだが。

周囲には川と田んぼの
田園風景だったから、
星空を遮る光が少なくて。


『確かにこれは…一人で眺めるのは、
勿体ない…星空…だったね。
ね?真奈美ちゃん』

「仁さんが、どうしてもって言うなら、
またオフレの真奈美が、お風呂に
一緒に入ってあげますよ?」

『でも…男が…さぁ。
相手の女性に気があったら、
生き地獄って言うか…、天国って言うか…
うっかり…勃起したり…無いのかな?』

「今時の子…だから…、
出来るのかも…ですね?」

『どうせ、僕は…、
32のオッサンだけどね…』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ