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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第20章 『夫婦でHappyな、バースデー』


そう言いながら仁が、持って来て居た
クーラーボックスの中から。
Happybirthdayと実の名前の入った
アイシングクッキーを取り出して。

カラフルな3色のチョコペンセットを
瑞穂の方に仁が差し出すと。
空いてるスペースにハートマークを
書いて、完成させて欲しいと。
仁が瑞穂にお願いをして来て。

綺麗なアイシングクッキーに
自分がデコレーションするのが
蛇足な様な…気がしながらも。
夫である実に喜んで貰いたい気持ちで。

ぐるっと周囲を囲む様に、
イチゴチョコのペンと、
ホワイトチョコのペンで
❤と♡を交互に…描いて行く。

「茂木さん…こんな感じで良いですか?」

『ええ。凄い可愛らしいですよ…。
きっとご主人も…お喜びになられますね…。
…あの時に…僕が出した課題は…
練習は…バッチリですか?奥さん』

奥さんの瑞穂さんには、
フェラの練習を…お家でも
空いてる時間にする様に…と…。
旦那さんの…サイズ位の
安物のディルドを…渡してあるから。

『僕が…渡したあれで…、
練習…しましたか…?奥さん』

瑞穂の耳元で…そう囁くと。
顔を真っ赤にしながら、
こくん…と…小さく頷いた。




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