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いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る

第15章 時は流れ…【朱花】【藍】

20XX年…

【藍】
《おいっ…起きろ…》

朱花「う~ん…まだ眠いのぉ」

藍《紅…いつまでも寝てんじゃねぇよ》

朱花「僕は"紅"じゃないよぉ…
まだ眠いから…少し寝かせて…」

僕は布団を被った…

だけど…

藍《紅…じゃないのか…?
じゃあ…お前は誰なんだ…》

朱花「僕の名前は朱花…だよ…
君の名前は何て言うの?」

藍《朱花…?女みてぇな名だなぁ》

朱花「うん…良く言われる~…
すーぴー…すーぴー(。-ω-)zzz」

藍《おい…寝るなっ!!
俺…まだ名乗ってねぇんだけど…》

朱花「ふへっ…?
じゃあ君の名前…?なぁに…?」

藍《藍…だよ…》

朱花「そうなんだぁ…知らない名前…
おやすみ~…」

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