いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る
第17章 希望…朔夜と朱花…
朱花「うん…部屋が散らかってるのは
気にならないよ…
僕の部屋も散らかってるし…
それに…実は恥ずかしい話…
家事代行の人…3人も居るんだ…
いつも呆れられてる…
それに契約が今月迄で…
結構、金銭的に大ピンチ…」
朔夜「マジかよっ!!実は俺もっ!!
俺は元モデルの先輩3人っ!!
料理担当・片付け担当・スイーツ担当
が居るんだ…羨ましいだろっ!!」
朱花「えっ…元モデルの先輩…?
…もしかして…
僕と同じ家事代行の人達かも…」
朔夜「えっ?じゃあさ…
今月迄の契約なら一緒に住まない?
そしたら金銭的にも負担が減るし…
…嫌かな…?」
朱花「えっ…?嫌じゃないよ…
ただ…僕…荷物が沢山あるし…
着物とか小道具とか…」
朔夜「それなら大丈夫だよっ」