いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る
第18章 ~初夜~
朱花「んっ…あんっ…
ちょ、ちょっと…朔夜ぁ
僕…やっぱり…イケないよぉ…」
朔夜「俺じゃあ…不安…?」
朱花「ち、違うっ…僕っ…イキ方が…
分からなくてぇ…あっ…んっ…」
朔夜「今まで…自分でシた事ないの?」
朱花「あっ…あるけどぉ…
稽古とかでっ…不安ばかりで…」
朔夜「色んな事…
考えすぎてイケなかったの…?」
朱花「うんっ…あんっ…そこっ…」
朔夜「ココが良いの…?」
朱花「駄目ぇ…
こわいっ…死んじゃうっ…」
朔夜「このくらいじゃ…死なないよ…
俺が死なせないから…イク時は…
一緒にイッて…あげる…」
朱花「で…でもぉっ…はぁんっ…」
朔夜「朱花の不安は…俺が取り除いて
上げるから…安心して…」