いつか、絶望の底から救い出して…
第1章 設定
嘉齊真奈加(かさいまなか)
絵の才能のなさに苦しみながらも描き続ける絵描き。
珊瑚色の髪でウェーブがかかった髪の容姿端麗な女の子。地雷系の服を好んで着ている。
彼女に親はいないため、天王寺組の城戸と浅倉が親代わりでもある。
彼女には誰にも言えない秘密がある…
浅倉潤(あさくらじゅん)
天王寺組城戸派のNo.2。
洞察力に長けており冷静沈着な武闘派構成員。
城戸とは高校生の頃からの仲で慕っていた。
城戸が天王寺組のトップに上り詰めることを誰よりも願っている。
真奈加の事はなんだかんだ言いながらも、アドバイスしたり、彼女のことを見守っている。
城戸丈一郎(きどじょういちろう)
城戸派のトップ。
チンピラだった亡き父親の夢「組長になる事」を代わりに叶えるべく天王寺組の門戸を叩く。
戦闘能力は組の中でもトップクラス。
いちごパフェが好物。
真奈加の事は娘の様に思っており、よく呑みに誘ったりして寄り添ってくれている。
佐久良舞希(さくらまいき)
真奈加の腹心的存在。
なんでもできる天才的な存在で、それ故に周りから嫉妬の対処にされる事が多い。
現に自分の大切な仲間を絵で自殺未遂に追い込んだ過去がある。その経験からか、自分は贖罪として絵を描き続けている。