いつか、絶望の底から救い出して…
第2章 世間の評価
「コメントは。初めて知りましたけどサイコーの絵師さんです。こんな綺麗な絵師さんが居るなんて絵描き工房さんいいなぁ〜もう一人の方はMINAさんが描く透明感溢れるイラストが好き、などです」
真渕先生がコメントを読み上げたと同時に、アーティスト達が「すごい〜!」と歓喜の声を上げた。
「おめでとうMINAちゃん!すごいねぇ!」
「本当にMINAちゃんは天才だよー!」
「本当にすごいよね〜誰かさんと違って」
真渕先生の手前にいた暁月(あかつき)が、アタシを見ながらそう呟く。
「──ッッッッ!!」
コイツ……マジうぜぇ……!