誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第6章 ホームルーム
護は、またもや母さんの勘が当たるなんて
思わなかったが…同級生には興味ないと
窓の外を見て、ぼーっとして…
セメルは、ホッとしていた…
転校生が教室に入ってきて…
女子生徒達は歓喜の声…
男子生徒達は言うまでもない…
朕(ちん)
「お初に、お目にかかる…我の名は朕…
以後、お見知り置きを…」
と、朕は深々とお辞儀をして…
弦(げん)
「おいらの名は弦だよ~宜しく~」
と、弦は笑顔で軽く手を振りながら…
祭(さい)
「俺の名は…祭だ…」
と、不機嫌そうに挨拶をした…
弦
「あっはっは~…祭は、まつり、
とも詠むから、みんな宜しく~…」
すると、祭は弦を睨み付けた…
弦
「うわぁ~ん…祭に睨まれたよぉ~」
と弦は朕の背中に隠れる仕草…