誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第6章 ホームルーム
朕
「弦…人前だぞ…それから師範殿…
我らは何処に座れば宜しいかな?」
校長先生
「そうだな…後ろの空いている席にでも
座りなさい…それから私の事は師範殿、
ではなく…気軽に、先生…と呼んでくれて
構わないですよ?」
朕
「では、先生殿の、お心遣いに感謝致す…」
と、朕は先生に深々と、お辞儀をし…
先生は、殿、と付けなくても良いのに…
と、思うのであった…
朕、弦、祭は…後ろの席の
護とセメル、朕、弦、祭の横並びに
座ろうとしていた…が…
そこへ、またもや…弦がなにかに気付く…
弦
「おや、おや~…窓際に座っている、
何とも可愛らしい男子が、おるぞ~」
祭
「…勤勉に励むとは素晴らしい事だな…」
セメルの肩がピクリと反応した…