誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第8章 次の日…
と、黒板にチョークで達筆な文字で
書かれていたのだ…
終いにはリアルな松茸のイラストまで
色鮮やかに描かれていた…
それを見た…護とセメルは…
護
「えっ…!?
何…これ…!?セメル…どういう事?」
と、護は冷めた目でセメルを見ていた…
セメル
「俺も…よく…分からないよ…」
護
「よく分からない…?自分の事でしょう?」
セメル
「護は…これを信じるのか…?」
護
「…だって、セメルはいつも、
僕の恋路を邪魔をして…本当は…
僕の狙った人を…
奪うつもりだったんじゃないの…?」
と、護は幻滅した目でセメルを見ていた…
セメル
「何を言ってるんだよっ!?
俺は、護に悪い虫が付かないように…」
護
「はぁ?言い訳?セメルこそ
何を言ってるの?付き合ってもない癖に
恋人面するのやめてよね…!?」