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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第8章 次の日…



「はい、はぁいっ!!
おいらが書きましたよ~…」

 と、弦は潔く手を上げて名乗り出たのだ…

先生
「名乗り出るの早っ!!
しかも反省の色無しかよ!?
何故、こんな事を書いたんだ!?」


「えっ!?だって、護とセメルに
上手くいって欲しいし…?」

先生
「先生は君が職員室に来て…
勉強したいからチョークを貸してください…
と、言ったから貸したんだぞ!?
先生の喜びを返しなさい…
そして、今すぐ消すのだ…」


「えぇ~…
折角、松茸だけは上手く書けたのになぁ~」

 続けて弦は…クラスの皆に…


「この松茸、旨そうじゃない?
松茸は、やっぱり七輪で焼いて…
塩(潮)を降って…芳醇な(雄の)香りに…
先の方からパクっと喰らいついて…
じゅわっと汁(愛液)が口の中で弾けて
溢れんばかりに垂れるんだ…
それを惜しみ無く喉の奥に流し込む…」

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