誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第10章 放課後…【護】
【放課後…】
あっという間に放課後になり…
いつもなら、護とセメルは、
一緒に帰るのだが…気まずい雰囲気を察した
朕・弦・祭は…とりあえず…
朕
「よもや、よもや~…護殿よ…
ちょいとばかり、話をせぬか…?」
弦
「おいらも…色々、護と話したいし~?」
と、朕と弦は護を
体育館の裏庭にある初桜の下で…
護
「何?話って…?
愛の告白なら、お断りするけど…?」
と、ムスッとして、まだ機嫌が悪い…
朕
「よもや、よもや~…
何故、護殿は機嫌が悪いのじゃ?」
弦
「おいら達、何かしたかな~?」
と、弦は護の顔を不思議そうに覗き込む…
護
「もぅっ!!僕にも分からないよっ!!」
と、護は半泣き状態…
朕
「よもや、よもや~…もしや、護殿よ…
朝の黒板に書かれていた事を…
気にしておるのか?」