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　一方、祭はセメルと屋上に来ていた…

祭
「この場所は…風が心地よいな…」

セメル
「…あぁ…そうだな…ところで、
なんか話があるから…
呼び止めたんじゃないのかよ…？」

　と、セメルも機嫌が悪そうだ…
それも、そのはず…

祭
「…そうだな…
今朝、黒板に書かれていた事…
弦が悪い事をした…
悪気があって書いたわけではないのだ…
許してやってはくれないか？」

　と、祭はセメルに謝った…

セメル
「…別に…もう、後戻りは出来ねぇし…
護に弁解しても逆効果なのは…分かってる」

　と、セメルは不貞腐れた様に言った…

祭
「…諦めるな…
自信を持て…己の信念を貫け…」

セメル
「祭には…何が分かるんだよ…？
俺の気持ちも知らない癖に…」

　セメルは祭に、そう言った後…後悔した…